2016年12月22日木曜日

【第4回 Member Interview】 おはぎさんのマタニティライフ!!

イージフに彗星のごとく登場し、すっかり仕事バリバリこなすおはぎさんが
来年1月から育児休業にはいることになりました。

普通なら「おめでとう、頑張ってね!」ですんでしまう事かもしれませんが
しかし、ここまで至るには長い長い道のりがあったのでした。

今日はそんなおはぎさんにインタビューです。





—— 2016年2月 おはぎさん派遣社員として登場。

卒業したドロップさんの後任社員を探す傍ら、採用までの空白期間を凌ぐために
人材派遣の求人を出したイージフ。

そこに応募してきてくれたのがおはぎさんでした。

おはぎ:『WEBサイトでイージフの求人を見つけて " お!これは!" と思いエントリーしたんですよね。』

おはぎ:『週3,4日で3ヶ月間限定って書いてあって。それがよかったんです。
あ、期間限定はマイナス要素ではなかったですね。そのときの私にとってはむしろ好都合だったんですよぉ。』

おはぎさんは当初、短い期間の仕事を点々と渡りあるく "渡り鳥計画" を企てていたそうです。

なぜならおはぎさんは……

—— わたし、妊活中です!

派遣会社経由で職場見学に来たおはぎさんが、臆することなく言った一言でした。
 
おはぎ:『妊活については全然オープンです(笑)すでに30代半ばに突入していたので、いっちょがんばろうかなーと。』

おはぎ:『働き方をセーブしようと思った理由は2つありまして、
1つは家庭に手を抜きたくないこと、もう1つは会社に迷惑をかけたくないこと、です。』

おはぎ:『実は前職では旦那さんより帰りが遅い日が続いてしまいまして……。その結果、夫婦のすれ違いが多くなってしまったんです。』

おはぎ:『コミュニケーションは減ってしまうしご飯を一緒に食べることもできず、妊娠を望んでいるのにこのままでは良くないなと思いまして2人で相談してフルタイムをやめることにしました。そして "短期間で短時間" という働き方でいこうと決心をしたんです。』


 —— おはぎさん、君に決めた!

スキルや経歴も申し分なく、物腰もやんわりなおはぎさん。
事情をまっすぐにきちんと話してくれたのも好感触だったのですぐにマカロンの心は決まりました。

それと同時に芽生えた新たな使命。

こうして、おはぎさんの妊娠を全面バックアップしよう計画がはじまったのでした。

—— 派遣社員から直雇用へ。

さて、いざ会社に入ってもらったものの続けてくれるかは未知というのが世の常です。

特にうちの場合はコントローラのマカロン達が会社の裏側すべてを担っている状態。

人事部や総務部といった部署はありませんから、
やる事が多岐にわたっており、覚える事もたくさんあります。

実際にお試しで数日間だけ入ってもらった方には

「同時進行で経理も労務も総務も!!しかも雑用まで!やるなんて!!
こんなの無理!混乱してしまう!!無理!」

と全力でお断りされてしまったという悲しい過去があります。

そんな不安がよぎる中、何かを教えるたびに
「これ知らなかったー!楽しいー!」と言ってくれるおはぎさんはまるで天使のようでした。

イージフの雰囲気にもすぐ慣れてくれて、仕事も着々とこなしてくれるなか
自然と出たのが「おはぎさんを直接雇用しよう」という案でした。

—— 子供を産んでも働きたい。

まず確認したのは、おはぎさんの出産後の人生プランでした。

まだ妊娠すらしてないので気が早いんですけども(笑)

将来、専業主婦を希望しているなら社員化の話はおはぎさんにとって不要です。
なのでここは大事なポイントです。

結果、おはぎさんは子供を産んでも働きたいと言いました。

おはぎ:『専業主婦になることは考えていませんでした。子供を産んでも社会とつながっていたいし、社会に貢献したいと思っていたんです。自分の母親が今でも現役なので自然とそう思っているかもしれません。』

おはぎ:『お金のためというより、充実のためでしょうか。自分の性格的にもずっと家にいるより少し外に出たほうが気持ちのバランスがとれるんですよね。』

とはいえ、上述のとおりおはぎさんは "短期間のお仕事"を希望としていたので
正社員化にはいささか躊躇があったようです。

—— ブランクは作りたくない。でもフルタイムはちょっと……。

おはぎ:『将来的にも働いていたいのでブランクは作りたくなかったんですが、
一方で正社員となるには少し迷いました。もちろんありがたお話なのですが……。』

おはぎ:『いざ妊娠ってなった時のことを考えると、どうしても年齢的に体調が不安だったんです。急に休んだり、最悪の場合、突然会社を辞めることになるかもしれない。
そしたら会社に大きな迷惑をかけてしまうと思って……。』

おはぎ:『予定が見えないことだしあまり周囲を振り回したくなかったんですよね……。
そういう事を考えると、一カ所にとどまるより小刻みで期間限定のパートとか、短期派遣でつないでいくという選択肢しかありませんでした。』

 —— 職位をおとさずに働きつづけること。

スポット派遣を渡り歩いてる主婦の方に一度イージフでお世話になったことがあります。その方はスキルが高い専門職なので派遣で働くほうが時給が高く、特定の会社には所属してないそうです。
常に次の会社を探す苦労はあるものの、専門スキルがあれば短期派遣でもキャリアアップの道があるとおっしゃっていました。

しかし事務職の場合だとそうはなかなかいきません。
短期且つ時短勤務となると、キャリア形成をおこなうのは難しく
優秀な方でも職位をおとさざる得ないというのが現実に多くあると思います。

そこでフレキシブルさに定評のあるイージフ。

ワークライフバランスを保つ働き方については
以前から取り組んでいますのでわりとお得意です。

早速、社長や取締役も含めおはぎさんと話し合いを重ね、心配事を聞き取り、
それをひとつひとつ取り除いていけるような計画や対策を考えました。

その結果、おはぎさんは意思を固めイージフの新たなメンバーとなってくれたのでした。
おはぎ:「入ってみたら本当に融通のきく会社だなぁと実感がありました。
派遣時代から働き方を変えずに社員としていられること、お休みを自由にとれること、それを周りのひとも受け入れてくれること、どれもありがたいことでした。」

—— わたし、妊娠しました!

仕事をセーブし、不妊治療に本腰をいれはじめたおはぎさんから喜びの報告があったのは
今年の夏のことでした。

おはぎ:『安定期まで報告しない人もいますけど、私は発覚してすぐに言いました。
そのほうがお互いに計画をたてやすいと思ったし、実際に気持ちが楽でしたね。』

おはぎ:『取締役にも報告したら、いきなり保活(保育園活動)の話をされて
ビックリしました。まだ産まれてないのにって!
内容が詳しくて更にビックリ。世の中にこんなに子育てに熱心な人がいるなんて。
イージフのイクメンレベルの高さを実感しました。』

—— 新たな問題。

妊娠を喜びつつ、次の事をすぐに考えはじめました。
つわりの時期の乗り越え方です。

ひどいと入院になる人もいるので、そこまで想定しておかねばなりません。

おはぎ:『つわりの時期が近づくにつれ不安でした。まともに出社できないんじゃないかって。どうしようどうしようって……そうやって考えてたら取締役がすでに動いてくれていたんです。』

—— リモートワークツールの導入。

おはぎ:『環境を整備して自宅作業を可能にしてくれたんです。
つらい日は無理して通勤しなくてもいいよと言ってもらえました。ビックリです。
そして本当に安心できました。選択肢があるって素晴らしい。
"通勤できないから仕事を休む"という不毛な選択をせずに済むのです。』

しかしツールが利用されることはありませんでした。
おはぎさんはとてもつわりが軽く、あれよあれよと元気なまま時期はすぎました。

取り越し苦労にすんだものの、おはぎさんの心の保証になっていたようで
精神的に救われたと言ってくれたので結果オーライでした。
 
—— 妊娠しながら働く環境。

つわり期もすぎ、安定期をむかえたので関係者だけではなく社員にも妊娠をオープンにしたおはぎさん。
マタニティが働く環境としてイージフはどうなのでしょうか?

おはぎ:『まず六本木ヒルズはいいですね。設備が綺麗で整っているので快適です。
空調はセンサー稼動なので、男性ばかりのイージフでも温度戦争がありません。
オフィスには畳があるし、レンジもケトルもフリーウォーターも揃ってます。』

おはぎ:『なによりイクメンだらけ。イクメンカルチャーが出来上がっているので困ったことは相談できるし、遠慮なくいられる。知識があって、理解もあって、本当に暖かい空気が漂ってるんですよね。』

—— 後任の採用と育休復帰にむけて

というわけで、ここまで順調にきたおはぎさん。
いよいよ1月から育休にはいるわけですがその前に引き継ぎがあります。

しかし、後任の採用活動のことはすでに妊娠発覚時から想定していたので
スムーズに動きはじめることができ、11月中には確保することができました。

これも早めに申し出てくれたおはぎさんのおかげです。
 
おはぎ:『育休後のことは正直まだ見えてませんが、ちゃんと復帰できればいいなって思ってます。なにせ、休職後に復帰して定着する率はまだまだ日本じゃ低いというのが
先日のメンバーインタビューでわかりましたので……。
今は目先の出産のことでおわれてますけど、戻ってきたらまた頑張りたいです!』

以上、おはぎさんインタビューでした。

ちなみに、予定では女の子だそうでマカロンは勝手に "こはぎちゃん" と命名しています。

おはぎさん & こはぎちゃんのグッズも作っちゃいました。
友人が手縫いで作ってくれたフェルトのバッチです。もらっても困りますね。



2016年12月15日木曜日

社内イベント『クリスマスリース製作』

師走ですね。
今年の社内イベントを締めくくる『クリスマスリース製作』、昨年に引き続き2度目の開催となりました!

日本においてもすっかり定着しているクリスマスアイテムのひとつですが、
その起源や意味をご存知でしたでしょうか??
おはぎにとってのクリスマスは単に“ケーキをお腹いっぱい食べる日”なので
意味なんて考えたことがなかったのですが、せっかくなのでちょっと調べてみました。

リースの起源は古代ローマ、花輪や花冠を酒宴の時に用いたり、
賞として授けていたことに由来するのだとか。
輪の形は永遠の命や永遠の愛を意味していて、クリスマスリースは“イエスキリストの永遠の命を願うもの”。
はじまりも終わりもなく、永遠に続く神の愛ってことらしいです。

一方で、殺菌作用のある常緑樹を材料としてそれを玄関に飾ることから“家守・魔除け”という意味や、
収穫の象徴である松ぼっくりやリンゴで装飾することから“豊作祈願”という意味も。
日本の「しめ縄」のようなものですね。

来る年の幸福を祈る、またそういった節目を大切にするための、良い文化だなと感じました。

さて、前置きはこれくらいにして、
リース製作の様子を覗いてみましょうか。

会場はお馴染みイージフオフィス、
6家族19名そして女性社員3名が参加して、一家に一台リースを作ります。

あ、そうそう。
今回お招きした先生はプロの方なのです。
ウェディングブーケのアレンジや会場装花、各種行事の献花など幅広くご活躍されている、
何とも頼りになる先生です。
素材の見せ方だってほら、まるで雑貨屋さんかアトリエのようではないですか!
















驚いたことにこれらはすべて本物。
丁寧に乾燥させた果物やコーティングされた木の実、シナモンや綿花もありますね。
もみの木をはじめとしたグリーンの香りがオフィスを満たします。

















リース作りには大きく分けて2つの工程があります。

1.土台となる輪っかをこしらえる
2.装飾する

この枝を編んだところまでは先生が用意してくださいました。
ここに専用の糸を使ってグリーンを巻いていくわけですね。
これがなかなか、手がつるのではないかっていう大変な作業なのです。
















子供たちは小さな手で一生懸命巻き巻き。

濃淡のあるグリーンが奥行きを感じさせますね。
言わばキャンバスになるわけですから、ここ、重要ですよ。

























さぁいよいよ装飾ですね。

どんな色合いにしようかなぁ~
素材選びも楽しみのひとつ。
輪っかの上下を決めたら、グリーンの上に好みの素材を並べてみます。























配置が決まったらいざ取り付けですよ。

コロコロした果物やプラスチック素材のものを、
ふわふわしたグリーンにどうやって付けるんだろ??
先生教えて~~~

答えはこちらでした。
THEグルーガン!
私、これ使ってみたかったんですよ~~~!!
念願叶いました、ありがとうございます!!























ここ数年はテレビ番組などでも目にする機会が多いグルーガン。
グルースティックという半透明な棒状のものをグルーガンに充填し、
熱で溶かして接着剤として使用するのです。

金属や布、また石などの天然素材までも接着可能という優れもの。
素材の隙間を埋めるように密着してくれますから、
凹凸のある箇所もどんとこいです。

入れ歯安定剤みたいな感じですかね??

手芸用のワイヤーや爪楊枝を素材にからめてからグルーで接着すると強度が増しますよ。

2度目のリース作りイベントということもあり、
グルーガンを器用に使いこなしている子供たちもいますね~さすがです。
先端温度は130度以上にもなりますので、取り扱いにはくれぐれもご注意をっ。














































一同、黙々と作業に専念しておりましたが・・・
装飾もそろそろ整ってきましたでしょうか。

仕上げに先生が吊るし用のワイヤーを取り付けてくださいました。

おまけに本格的な撮影まで!

エイジング加工された扉を背景に、
ムーディなライティングのもとパシャっ。

生で見てもみなさんかなり本格的なんですよ~!

果物たっぷり元気いっぱいのリースや、
こっそりリスさんが隠れている森のリース。
大人の雰囲気漂うシックなリースもありますね。





























あれ?素材の中にこんなクマさんありましたっけ??
・・・鋭い方はお分かりですよね、はい、マカロンさんの私物です!
世界観が明確、これとっても大事。























想像以上の仕上がりに大満足の一同でした。

イベントの最後は各々1年後の誰かに宛てたwishカードを書いて・・・
(おはぎが責任をもって専用ポストに投函いたしました!)

お土産にささやかながらお菓子もプレゼント。

年齢を問わず楽しめる最高のイベントでした。

後日・・・
100円ショップで購入したリース専用フックに吊るして我が家の玄関にも飾ってみました。
数ヶ月前から電気メーター上に鳥さんが巣をこしらえて滞在中のため(お陰で玄関前はウ○チだらけです)、
リースが突かれるのではないかとヒヤヒヤしておりますが、
今のところ無事です。






















リースの寿命は約1ヶ月、
クリスマスを過ぎたらベルをお正月用飾りに着せ替えて、
1月まで活躍してくれます。

2016年12月13日火曜日

「吉次蟹蔵」……きちじかにぞう……おぼえましたし。

12月になりました。
クリスマスが今年もやってくる……(震声)

さて、少し早いんですがこないだ会社の忘年会がありまして
中目黒の『 吉次蟹蔵 』  さんというお店で蟹鍋をいただいてきました。

"アガる忘年会"をコンセプトに、マカロンがチョイスしたお店です😀😀

「カニって剥くのが面倒なんですよね・・・。」なんていってる某社長もいますが
面倒なほど蟹とは接点がなく、なんなら毛蟹なんて今日が初対面なものでドキドキします。

しかし意気揚々と向かった先には試練が待っていました。 

 
おわかりいただけただろうか。

初心者を寄せ付けない、この圧倒的プライベート感。
決して通りすがりで入るような店じゃあないぞ、という主張。

私がこの扉をあけるにはあまりにもEXPが足りず、あと100年は修行が必要です。
アガる忘年会のはずが、開幕から涙目になりました。

しばらく躊躇していると、入社半年目のTNKさんが

「なんすかこれー!マンションの一室みたいで入りづらいっすねー!!!」

と言いながらガツガツ入っていきました。

きっとTNKさんには私が立ち止まっていた気持ちは一生わからない。

……いや、まぁ。そんなのわからない人生のほうがいいのだけど。

お店に入ると、すでに待機していた副社長から
「入り口の難易度が高すぎる。帰ろうかと思ったよ。」と言われました。

(´-`).。oO(よかった。私だけじゃなかった。 )

中は一変して広くて素敵な空間でした。
ちょっとアガってきた!!

そしてテーブルにはさっそく蟹!
かなりアガってきた!




さてさて。今回は飲み放題なので、まずはお酒を頼みます。

これがまた素敵でした。

通常のお店にあるような飲みほ専用のメニューではなくて、
グランドメニューから好きなものを選んでいくスタイルで、お酒好きにはたまりません。

そして運ばれてくるお料理もいちいちオシャレです。



はぁ。


しんどい。(いい意味で)

 
特にラストシーンで蟹が親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは、
涙無しには見られませんでした。



〆の雑炊にはまさかのいくらが投入。
ふわふわすぎて言葉になりません。最&高です。



『 吉次蟹蔵 』

控えめに言って最高でした。

1つだけ難点をいえば、サーブのあいだの時間が長いので
お酒をのまない人にとってはかなり焦らされるのでちょっとつらいかもしれません。

今年はたびたび壁にぶつかってきたけれど
このおじやが食べられてよかったな……
そう思えた忘年会でした。

そういえば、いちおう会社の行事なのに
振り返ると食事の写真しかありません。

食べるのに夢中でした。
これじゃなにも場の様子が伝わらず、記録係としは失格ですね😝

とりあえず、社長がごきげんだったというのだけは報告しておきます!

それと、カニって剥くのが面倒なんですね☆

来年も社員みんなで良いものが食べられる年になりますように。