2016年12月22日木曜日

【第4回 Member Interview】 おはぎさんのマタニティライフ!!

イージフに彗星のごとく登場し、すっかり仕事バリバリこなすおはぎさんが
来年1月から育児休業にはいることになりました。

普通なら「おめでとう、頑張ってね!」ですんでしまう事かもしれませんが
しかし、ここまで至るには長い長い道のりがあったのでした。

今日はそんなおはぎさんにインタビューです。





—— 2016年2月 おはぎさん派遣社員として登場。

卒業したドロップさんの後任社員を探す傍ら、採用までの空白期間を凌ぐために
人材派遣の求人を出したイージフ。

そこに応募してきてくれたのがおはぎさんでした。

おはぎ:『WEBサイトでイージフの求人を見つけて " お!これは!" と思いエントリーしたんですよね。』

おはぎ:『週3,4日で3ヶ月間限定って書いてあって。それがよかったんです。
あ、期間限定はマイナス要素ではなかったですね。そのときの私にとってはむしろ好都合だったんですよぉ。』

おはぎさんは当初、短い期間の仕事を点々と渡りあるく "渡り鳥計画" を企てていたそうです。

なぜならおはぎさんは……

—— わたし、妊活中です!

派遣会社経由で職場見学に来たおはぎさんが、臆することなく言った一言でした。
 
おはぎ:『妊活については全然オープンです(笑)すでに30代半ばに突入していたので、いっちょがんばろうかなーと。』

おはぎ:『働き方をセーブしようと思った理由は2つありまして、
1つは家庭に手を抜きたくないこと、もう1つは会社に迷惑をかけたくないこと、です。』

おはぎ:『実は前職では旦那さんより帰りが遅い日が続いてしまいまして……。その結果、夫婦のすれ違いが多くなってしまったんです。』

おはぎ:『コミュニケーションは減ってしまうしご飯を一緒に食べることもできず、妊娠を望んでいるのにこのままでは良くないなと思いまして2人で相談してフルタイムをやめることにしました。そして "短期間で短時間" という働き方でいこうと決心をしたんです。』


 —— おはぎさん、君に決めた!

スキルや経歴も申し分なく、物腰もやんわりなおはぎさん。
事情をまっすぐにきちんと話してくれたのも好感触だったのですぐにマカロンの心は決まりました。

それと同時に芽生えた新たな使命。

こうして、おはぎさんの妊娠を全面バックアップしよう計画がはじまったのでした。

—— 派遣社員から直雇用へ。

さて、いざ会社に入ってもらったものの続けてくれるかは未知というのが世の常です。

特にうちの場合はコントローラのマカロン達が会社の裏側すべてを担っている状態。

人事部や総務部といった部署はありませんから、
やる事が多岐にわたっており、覚える事もたくさんあります。

実際にお試しで数日間だけ入ってもらった方には

「同時進行で経理も労務も総務も!!しかも雑用まで!やるなんて!!
こんなの無理!混乱してしまう!!無理!」

と全力でお断りされてしまったという悲しい過去があります。

そんな不安がよぎる中、何かを教えるたびに
「これ知らなかったー!楽しいー!」と言ってくれるおはぎさんはまるで天使のようでした。

イージフの雰囲気にもすぐ慣れてくれて、仕事も着々とこなしてくれるなか
自然と出たのが「おはぎさんを直接雇用しよう」という案でした。

—— 子供を産んでも働きたい。

まず確認したのは、おはぎさんの出産後の人生プランでした。

まだ妊娠すらしてないので気が早いんですけども(笑)

将来、専業主婦を希望しているなら社員化の話はおはぎさんにとって不要です。
なのでここは大事なポイントです。

結果、おはぎさんは子供を産んでも働きたいと言いました。

おはぎ:『専業主婦になることは考えていませんでした。子供を産んでも社会とつながっていたいし、社会に貢献したいと思っていたんです。自分の母親が今でも現役なので自然とそう思っているかもしれません。』

おはぎ:『お金のためというより、充実のためでしょうか。自分の性格的にもずっと家にいるより少し外に出たほうが気持ちのバランスがとれるんですよね。』

とはいえ、上述のとおりおはぎさんは "短期間のお仕事"を希望としていたので
正社員化にはいささか躊躇があったようです。

—— ブランクは作りたくない。でもフルタイムはちょっと……。

おはぎ:『将来的にも働いていたいのでブランクは作りたくなかったんですが、
一方で正社員となるには少し迷いました。もちろんありがたお話なのですが……。』

おはぎ:『いざ妊娠ってなった時のことを考えると、どうしても年齢的に体調が不安だったんです。急に休んだり、最悪の場合、突然会社を辞めることになるかもしれない。
そしたら会社に大きな迷惑をかけてしまうと思って……。』

おはぎ:『予定が見えないことだしあまり周囲を振り回したくなかったんですよね……。
そういう事を考えると、一カ所にとどまるより小刻みで期間限定のパートとか、短期派遣でつないでいくという選択肢しかありませんでした。』

 —— 職位をおとさずに働きつづけること。

スポット派遣を渡り歩いてる主婦の方に一度イージフでお世話になったことがあります。その方はスキルが高い専門職なので派遣で働くほうが時給が高く、特定の会社には所属してないそうです。
常に次の会社を探す苦労はあるものの、専門スキルがあれば短期派遣でもキャリアアップの道があるとおっしゃっていました。

しかし事務職の場合だとそうはなかなかいきません。
短期且つ時短勤務となると、キャリア形成をおこなうのは難しく
優秀な方でも職位をおとさざる得ないというのが現実に多くあると思います。

そこでフレキシブルさに定評のあるイージフ。

ワークライフバランスを保つ働き方については
以前から取り組んでいますのでわりとお得意です。

早速、社長や取締役も含めおはぎさんと話し合いを重ね、心配事を聞き取り、
それをひとつひとつ取り除いていけるような計画や対策を考えました。

その結果、おはぎさんは意思を固めイージフの新たなメンバーとなってくれたのでした。
おはぎ:「入ってみたら本当に融通のきく会社だなぁと実感がありました。
派遣時代から働き方を変えずに社員としていられること、お休みを自由にとれること、それを周りのひとも受け入れてくれること、どれもありがたいことでした。」

—— わたし、妊娠しました!

仕事をセーブし、不妊治療に本腰をいれはじめたおはぎさんから喜びの報告があったのは
今年の夏のことでした。

おはぎ:『安定期まで報告しない人もいますけど、私は発覚してすぐに言いました。
そのほうがお互いに計画をたてやすいと思ったし、実際に気持ちが楽でしたね。』

おはぎ:『取締役にも報告したら、いきなり保活(保育園活動)の話をされて
ビックリしました。まだ産まれてないのにって!
内容が詳しくて更にビックリ。世の中にこんなに子育てに熱心な人がいるなんて。
イージフのイクメンレベルの高さを実感しました。』

—— 新たな問題。

妊娠を喜びつつ、次の事をすぐに考えはじめました。
つわりの時期の乗り越え方です。

ひどいと入院になる人もいるので、そこまで想定しておかねばなりません。

おはぎ:『つわりの時期が近づくにつれ不安でした。まともに出社できないんじゃないかって。どうしようどうしようって……そうやって考えてたら取締役がすでに動いてくれていたんです。』

—— リモートワークツールの導入。

おはぎ:『環境を整備して自宅作業を可能にしてくれたんです。
つらい日は無理して通勤しなくてもいいよと言ってもらえました。ビックリです。
そして本当に安心できました。選択肢があるって素晴らしい。
"通勤できないから仕事を休む"という不毛な選択をせずに済むのです。』

しかしツールが利用されることはありませんでした。
おはぎさんはとてもつわりが軽く、あれよあれよと元気なまま時期はすぎました。

取り越し苦労にすんだものの、おはぎさんの心の保証になっていたようで
精神的に救われたと言ってくれたので結果オーライでした。
 
—— 妊娠しながら働く環境。

つわり期もすぎ、安定期をむかえたので関係者だけではなく社員にも妊娠をオープンにしたおはぎさん。
マタニティが働く環境としてイージフはどうなのでしょうか?

おはぎ:『まず六本木ヒルズはいいですね。設備が綺麗で整っているので快適です。
空調はセンサー稼動なので、男性ばかりのイージフでも温度戦争がありません。
オフィスには畳があるし、レンジもケトルもフリーウォーターも揃ってます。』

おはぎ:『なによりイクメンだらけ。イクメンカルチャーが出来上がっているので困ったことは相談できるし、遠慮なくいられる。知識があって、理解もあって、本当に暖かい空気が漂ってるんですよね。』

—— 後任の採用と育休復帰にむけて

というわけで、ここまで順調にきたおはぎさん。
いよいよ1月から育休にはいるわけですがその前に引き継ぎがあります。

しかし、後任の採用活動のことはすでに妊娠発覚時から想定していたので
スムーズに動きはじめることができ、11月中には確保することができました。

これも早めに申し出てくれたおはぎさんのおかげです。
 
おはぎ:『育休後のことは正直まだ見えてませんが、ちゃんと復帰できればいいなって思ってます。なにせ、休職後に復帰して定着する率はまだまだ日本じゃ低いというのが
先日のメンバーインタビューでわかりましたので……。
今は目先の出産のことでおわれてますけど、戻ってきたらまた頑張りたいです!』

以上、おはぎさんインタビューでした。

ちなみに、予定では女の子だそうでマカロンは勝手に "こはぎちゃん" と命名しています。

おはぎさん & こはぎちゃんのグッズも作っちゃいました。
友人が手縫いで作ってくれたフェルトのバッチです。もらっても困りますね。



2016年12月15日木曜日

社内イベント『クリスマスリース製作』

師走ですね。
今年の社内イベントを締めくくる『クリスマスリース製作』、昨年に引き続き2度目の開催となりました!

日本においてもすっかり定着しているクリスマスアイテムのひとつですが、
その起源や意味をご存知でしたでしょうか??
おはぎにとってのクリスマスは単に“ケーキをお腹いっぱい食べる日”なので
意味なんて考えたことがなかったのですが、せっかくなのでちょっと調べてみました。

リースの起源は古代ローマ、花輪や花冠を酒宴の時に用いたり、
賞として授けていたことに由来するのだとか。
輪の形は永遠の命や永遠の愛を意味していて、クリスマスリースは“イエスキリストの永遠の命を願うもの”。
はじまりも終わりもなく、永遠に続く神の愛ってことらしいです。

一方で、殺菌作用のある常緑樹を材料としてそれを玄関に飾ることから“家守・魔除け”という意味や、
収穫の象徴である松ぼっくりやリンゴで装飾することから“豊作祈願”という意味も。
日本の「しめ縄」のようなものですね。

来る年の幸福を祈る、またそういった節目を大切にするための、良い文化だなと感じました。

さて、前置きはこれくらいにして、
リース製作の様子を覗いてみましょうか。

会場はお馴染みイージフオフィス、
6家族19名そして女性社員3名が参加して、一家に一台リースを作ります。

あ、そうそう。
今回お招きした先生はプロの方なのです。
ウェディングブーケのアレンジや会場装花、各種行事の献花など幅広くご活躍されている、
何とも頼りになる先生です。
素材の見せ方だってほら、まるで雑貨屋さんかアトリエのようではないですか!
















驚いたことにこれらはすべて本物。
丁寧に乾燥させた果物やコーティングされた木の実、シナモンや綿花もありますね。
もみの木をはじめとしたグリーンの香りがオフィスを満たします。

















リース作りには大きく分けて2つの工程があります。

1.土台となる輪っかをこしらえる
2.装飾する

この枝を編んだところまでは先生が用意してくださいました。
ここに専用の糸を使ってグリーンを巻いていくわけですね。
これがなかなか、手がつるのではないかっていう大変な作業なのです。
















子供たちは小さな手で一生懸命巻き巻き。

濃淡のあるグリーンが奥行きを感じさせますね。
言わばキャンバスになるわけですから、ここ、重要ですよ。

























さぁいよいよ装飾ですね。

どんな色合いにしようかなぁ~
素材選びも楽しみのひとつ。
輪っかの上下を決めたら、グリーンの上に好みの素材を並べてみます。























配置が決まったらいざ取り付けですよ。

コロコロした果物やプラスチック素材のものを、
ふわふわしたグリーンにどうやって付けるんだろ??
先生教えて~~~

答えはこちらでした。
THEグルーガン!
私、これ使ってみたかったんですよ~~~!!
念願叶いました、ありがとうございます!!























ここ数年はテレビ番組などでも目にする機会が多いグルーガン。
グルースティックという半透明な棒状のものをグルーガンに充填し、
熱で溶かして接着剤として使用するのです。

金属や布、また石などの天然素材までも接着可能という優れもの。
素材の隙間を埋めるように密着してくれますから、
凹凸のある箇所もどんとこいです。

入れ歯安定剤みたいな感じですかね??

手芸用のワイヤーや爪楊枝を素材にからめてからグルーで接着すると強度が増しますよ。

2度目のリース作りイベントということもあり、
グルーガンを器用に使いこなしている子供たちもいますね~さすがです。
先端温度は130度以上にもなりますので、取り扱いにはくれぐれもご注意をっ。














































一同、黙々と作業に専念しておりましたが・・・
装飾もそろそろ整ってきましたでしょうか。

仕上げに先生が吊るし用のワイヤーを取り付けてくださいました。

おまけに本格的な撮影まで!

エイジング加工された扉を背景に、
ムーディなライティングのもとパシャっ。

生で見てもみなさんかなり本格的なんですよ~!

果物たっぷり元気いっぱいのリースや、
こっそりリスさんが隠れている森のリース。
大人の雰囲気漂うシックなリースもありますね。





























あれ?素材の中にこんなクマさんありましたっけ??
・・・鋭い方はお分かりですよね、はい、マカロンさんの私物です!
世界観が明確、これとっても大事。























想像以上の仕上がりに大満足の一同でした。

イベントの最後は各々1年後の誰かに宛てたwishカードを書いて・・・
(おはぎが責任をもって専用ポストに投函いたしました!)

お土産にささやかながらお菓子もプレゼント。

年齢を問わず楽しめる最高のイベントでした。

後日・・・
100円ショップで購入したリース専用フックに吊るして我が家の玄関にも飾ってみました。
数ヶ月前から電気メーター上に鳥さんが巣をこしらえて滞在中のため(お陰で玄関前はウ○チだらけです)、
リースが突かれるのではないかとヒヤヒヤしておりますが、
今のところ無事です。






















リースの寿命は約1ヶ月、
クリスマスを過ぎたらベルをお正月用飾りに着せ替えて、
1月まで活躍してくれます。

2016年12月13日火曜日

「吉次蟹蔵」……きちじかにぞう……おぼえましたし。

12月になりました。
クリスマスが今年もやってくる……(震声)

さて、少し早いんですがこないだ会社の忘年会がありまして
中目黒の『 吉次蟹蔵 』  さんというお店で蟹鍋をいただいてきました。

"アガる忘年会"をコンセプトに、マカロンがチョイスしたお店です😀😀

「カニって剥くのが面倒なんですよね・・・。」なんていってる某社長もいますが
面倒なほど蟹とは接点がなく、なんなら毛蟹なんて今日が初対面なものでドキドキします。

しかし意気揚々と向かった先には試練が待っていました。 

 
おわかりいただけただろうか。

初心者を寄せ付けない、この圧倒的プライベート感。
決して通りすがりで入るような店じゃあないぞ、という主張。

私がこの扉をあけるにはあまりにもEXPが足りず、あと100年は修行が必要です。
アガる忘年会のはずが、開幕から涙目になりました。

しばらく躊躇していると、入社半年目のTNKさんが

「なんすかこれー!マンションの一室みたいで入りづらいっすねー!!!」

と言いながらガツガツ入っていきました。

きっとTNKさんには私が立ち止まっていた気持ちは一生わからない。

……いや、まぁ。そんなのわからない人生のほうがいいのだけど。

お店に入ると、すでに待機していた副社長から
「入り口の難易度が高すぎる。帰ろうかと思ったよ。」と言われました。

(´-`).。oO(よかった。私だけじゃなかった。 )

中は一変して広くて素敵な空間でした。
ちょっとアガってきた!!

そしてテーブルにはさっそく蟹!
かなりアガってきた!




さてさて。今回は飲み放題なので、まずはお酒を頼みます。

これがまた素敵でした。

通常のお店にあるような飲みほ専用のメニューではなくて、
グランドメニューから好きなものを選んでいくスタイルで、お酒好きにはたまりません。

そして運ばれてくるお料理もいちいちオシャレです。



はぁ。


しんどい。(いい意味で)

 
特にラストシーンで蟹が親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは、
涙無しには見られませんでした。



〆の雑炊にはまさかのいくらが投入。
ふわふわすぎて言葉になりません。最&高です。



『 吉次蟹蔵 』

控えめに言って最高でした。

1つだけ難点をいえば、サーブのあいだの時間が長いので
お酒をのまない人にとってはかなり焦らされるのでちょっとつらいかもしれません。

今年はたびたび壁にぶつかってきたけれど
このおじやが食べられてよかったな……
そう思えた忘年会でした。

そういえば、いちおう会社の行事なのに
振り返ると食事の写真しかありません。

食べるのに夢中でした。
これじゃなにも場の様子が伝わらず、記録係としは失格ですね😝

とりあえず、社長がごきげんだったというのだけは報告しておきます!

それと、カニって剥くのが面倒なんですね☆

来年も社員みんなで良いものが食べられる年になりますように。

2016年11月17日木曜日

社員旅行 石垣島 〜 What a day !! 〜

マカロンです。

行ってきました〜、社員旅行!



今回は石垣島2泊3日の旅。

例年通り、本人とプラス1名までは無料で行けるという、
イージフの素晴らしい!福利厚生です!

私はお友達2人をつれていきました。
1人分は自己負担です。(そんなこともできます。 )



石垣島にはなかなか行く事はないので、
欲張った我々3名は石垣島にとどまらず、西表島まで行ってきました。

夕飯以外はフリータイムという会社の方針のお陰で
社員旅行なのにもう完全に個人旅行気分です。

西表島ではジャングル探検ツアーに参加してきました。

大自然の奥地へと分け入り……



マングローブの川を通って……



道なき道を行き……



崖をくだって……



洞窟を探検……



 最後は滝壺に飛び込んだり……



 岩場をスライディングしたりしてきました。




マカロンは泳げないので、ガイドさんから

「飛び込め!」と言われても最初は涙目で拒否ってたんですが
「勇気を出して飛び込むしか道はないんだぞ!」といわれ

「くっそ!なんて日だ!」

と悪態をつきながらしぶしぶ飛び込みました。

飛び込んだ結果、焦りました。

「くぁwせdrftgyふじこlp……!!!」

浮き方がわからない!!
もがいても、もがいても、沈んでいくばかりなんですけどー!!

もうダメだ、さよなら……と思った矢先にガイドさんが救ってくれたので
生きて帰ってくる事ができました。ほんとよかったです。

まぁ、ライフジャケットを着ていたので浮くんですけどね……

「飛び込んだあとは落ち着いてね?力を抜けば自然に浮くんだからね?」

と何度も言い聞かされたのですが、
そのあと数回の飛び込みを経てもなお、激しくジタバタして救ってもらう私でした。

周囲の参加者さん達は、飛び込みを繰り返すうちに
アドレナリンがでまくっちゃったみたいで、

「もうなにもこわくない!!あはは!!あはははははは!」

と笑いながら8メートルの崖から飛び込んでました。

正気の沙汰ではない。

そんなツアーでした。
たぶん一生分の大冒険だったとおもいます。

ちなみにいつもは初夏に行ってる社員旅行を
今年は台風を避けるために10月下旬に設定しました。

しかし、台風は避けられたものの
季節の変わり目ということで体調不良でキャンセルの方が続出……。

社員旅行の時期って重要ですね。また考えねばなりません。

 
社員旅行については社長ブログにも書いてあるので
よかったらあわせて読んでください!

こちら

>メニューもお酒も好きなのを頼んでいいよ!
>と清水の舞台から飛び降りるつもりでメンバ全員に伝えたら、
>マカロンさんが一番高い泡盛古酒をふつーに注文していました。

えーと、これんなんですけどw
厳密にいうと値段が一番高いものから順番に頼みました(笑)

社長の心意気に全面協力です!キリッ。

更に厳密にいうと、同じテーブルに座っていたみんなで決めたことなのに
いざメニューが運ばれてくるとみんな一斉に

「マカロンさんが頼んだ一番高いやつがきましたよ!ほら!マカロンさん頼んだやつ!!」

っていいまくる、というプレイをされてしまい……。

完全にハメられましたo(*`ω´*)oプンプン。




2016年10月27日木曜日

【第3回 Member Interview】 男性管理職こそ育児休業を!!


トップイクメンSさんのインタビューに引き続き、
それよりも前に育児休業を取得していた
Sさんの上司であるマネージャYさんにもインタビューにお答えいただきました!

Sさんのインタビュー記事はこちら↓↓

直近の育児休業取得率がどれくらいかご存知でしょうか?

2015年度(平成27年度)統計によりますと・・・
育児休業制度の規程がある企業は、社員数5名以上30名未満の企業で約73%、
社員数30名以上の企業で約92%、うち男性の取得率は2.65%でした。

マネージャYさんのお子様がご誕生されたのは201210月、
育児休業を取得されたのは201211月~12月の2か月間でした。

2012年度(平成24年度)統計によりますと・・・
育児休業制度の規程がある企業は、社員数5名以上30名未満の企業で約72%、
社員数30名以上の企業で約94%、うち男性の取得率1.89%であったなか、
管理職であるYさんが至極当たり前に取得できていたのです。

イージフが誇る職場環境の良さ、ここにも象徴されますね。
そして男性管理職として育児休業を取得することは、イージフにおいては初の試みでした!!





- 取得を考えるようになったのはいつ頃、どんなことがきっかけでしたか?

「上司に申し出たのは2012年8月頃でしたね。
当時、既に育児休業を取得していた男性メンバーが何名かいましてね、
直近に取得したメンバーに話を聞いたりして、同じように2か月間取得しようと決めました。」

- そして上司の反応はもちろん?

「自然に受け入れてもらいましたよ。
男性が育児に関わることは当たり前という風潮が既にありましたからね。」

- 周囲の反応はいかがでしたか?ご友人で取得経験をお持ちの方はいましたか?

「ゼロですね、話題にすらあがったことがなかったです。」

- やはりそうでしたか、ではご家族の反応は?

「妻はごく自然に受け入れていましたよ。
今まで忙しかったのだからそれぐらいしてもらってもいいでしょ、くらいなものでした。
会社員で管理職についている義母も育児休業に大変理解があって、
”いいわね、是非取得しましょう”という反応でした。」

- 不安要素が一切無いですね、素晴らしいです!!
それでは、実際にどんな流れで取得に至ったのか、詳しくお聞かせいただけますか??

「子供が生まれた10月は準備期間でしたね、社内メンバーへの引継ぎと、
取引先へのケアをおこないました。それと、リモートワーク環境を整えておきましたね。」

- ・・・!?リモートワーク!?

「はい、実は週3日は仕事をしていたのですよ。60%は稼働して、残りが休業という。」

- なるほど、2か月間まるまる休業されたわけではないのですね。

「はい、ですから準備期間もさほど苦労はしませんでした。」



そう、一口に育児休業と言っても、その取得にはいろいろな方法があるのです。
例えば・・・
・完全育児休業
・有給休暇と育児休業のハイブリット
・稼働しながら部分的に育児休業(こちらがYさんの場合ですね)

人員配置や繁忙期であるかどうかなど、職場環境に応じて取得方法を選択することができれば、
育児休業を検討する後押しになりそうですよね。



- 取引先の反応はいかがでしたか?

「カウンターパートの方が同世代で育児にご理解いただいていましたし、
その企業自体が子育てをする若い世代が多くて、そういえば育児休業後に復職している女性もいましたよ。」

- 障壁となるものが何もないですね、良い環境でしたね。
ではいよいよ取得期間中のお話に移りますが、
3日はどのように業務にあたられていたのか教えていただけますか?

「イージフオフィスには出社していません。週1日は顧客先へ出社、
それ以外はリモートワーク環境下でメールチェックや電話会議に参加していましたね。」

- 60%稼働中もオフィスには出社していなかったのですね。

「はい、経費精算で立ち寄ったぐらいですかね。
自宅でIpadを操作しながら子供のバウンサーを足で揺らすなんてこともしていましたよ、
これはとある助産師さんの“バウンサー3台同時揺らし”のエピソードを聞いてやってみたんですけれどね笑。」

- それは器用ですね笑。育児においては他にどんなことをされていたのですか?

「お風呂に入れたり、おむつを替えたり。
それから、妻があらかじめ搾乳しておいた母乳を私が子供に飲ませていました。
その間は妻が睡眠時間を確保することができますからね。
授乳は3時間おきにやってきますから、意識朦朧の状態で顧客先に行っていたこともありました笑。」

- 睡眠時間が不規則になって大変でしたでしょう?

「まあでも、昼夜の区別がなくなることで会社のメールはわりとオンタイムで読むことができましたね。」

- なるほど、考え方を変えたらそうですね。
復職後はどのように育児に関わっているのですか?

「おもに土日に育児に関わる時間が長かったですね。
平日も、妻が入浴するなど自身のことに時間を使えるように、私が定時で帰宅して子供をお風呂に入れて、
その後持ち帰りの仕事をすることもありました。
子供が体調を崩したときなど、手厚く育児に関与できたのは良かったと思います。」

- まさにイクメンですね、素敵です!!

「いやいや、育児を手伝うという感覚は無くて、自然に夫婦二人で関わっているという感じですよ。
一人暮らしの時代もありますから、食事の支度なんかも出産前からやっていたことですしね。」

- いい旦那様ですね~、我が夫にも聞かせてやりたいです笑

「子供が1歳になる直前、妻が体調を崩して1週間入院したことがありましてね、
私が仕事で子供の面倒を見られない時や見舞いに行けない時は、
実母や義母が出動して、皆で協力していました。」

- それは心強いですね。周囲の理解や協力は有難いことですよね。






さてここまで、プライベートなエピソードもたくさん教えてくださいましたが、
今回のインタビューのメインテーマである”男性管理職の育児休業”について、
Yさんの想いに触れて締めくくりたいと思います。


- マネージャとして育児休業を取得できたことは、Yさんにとってどんな意味がありましたか?

「取得当時、私が担当についていた顧客とは3年半という長いお付き合いがありました。
その後お付き合いは7年以上続いています。
それまでやってきたことをほかのメンバーに任せるという、決断のいることでしたね。
週1日の訪問とリモートワークでフォローするほかは、思い切って現場のメンバーに任せました。
このことは、自分のキャリアにとってもプラスですし、代わりのメンバーに任せられるのだという成功体験として、
とても良い機会になりました。」

- 大きな決断だったのですね。60%稼働していたとはいえ、結果として2か月間とれたことは事実ですものね。



Yさんの体験をお聞きして、インタビュアー自身も育児休業に対するイメージががらりと変わりました。
多様な取得方法が実現できるのであれば、そしてそのことが広く認知されていけば、
もっともっと育児休業取得へのハードルを下げられそうですよね。

そして管理職であっても、というか管理職だからこそ、
率先して取得していくことが良い効果をもたらすこともあるのだなと感じたのでした。


最後に、Yさんからは会社に対するこんな想いも聞くことができました。

「2012年当時は黎明期というか、育児休業がまだ浸透していないなかで、
会社側の苦労はあったと思いますよ。
本来であれば取得者本人が会社や取引先や家族との調整で疲弊するはずなのに、家族の理解に加え、
会社側の理解があったおかげで私自身は顧客との調整に集中することができましたからね。」



後日・・・
Yさんの育児休業取得時もコントローラとしてイージフを陰で支えていたマカロン先生に、
当時のお話を聞くことができました。

「まずは育児・介護休業の就業規則を作るところからスタートだったんで日々勉強してましたw
当時は顧問の弁護士さんや社労士さんがいなくて、育児休業給付金のルールもとても複雑でしたし、
コントローラも1人体制で、孤独な戦いでしたよ(涙)」

当時の御苦労は筆舌に尽くしがたいとのこと、
古株のメンバーさんでしたら当時のご様子を間近でご覧になっているかと思いますので、
マカロン先生の心の叫びはあえてこのくらいにして・・・


以上!
男性管理職Yさんの育児休業インタビュー、おはぎがお届けしました。